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【バス釣り】ルアーカラーの選び方|色で釣果は変わる?経験とセオリーから解説します

釣れない時こそ、ハンドメイドルアーの出番です。→ショップを見る

  • バス釣りルアーのカラー選びは重要?
  • 色によって釣果は変わるの?
  • 絶対釣れる王道カラーを知りたい。

そんな疑問に答える記事です。

ルアーショップに行くと色とりどりのルアーが並んでおり、正直どれを選んで良いかわからないですよね。さまざまな色のルアーがあるからこそ、「選ぶ楽しさ」みたいなものもあって、それがルアーフィッシングの魅力の1つでもあると思います。

とはいえ、「選ぶのがしんどくなってきた」「色なんて、結局どれを選んでも同じじゃないの?」と思われている方もいるかもしれません。

結論、バスフィッシングにおいてカラー選びはとても重要です。ただし、「釣れる色」というのはフィールドや天候などの状況により大きく変わり、一概にこれと言えるものではありません。

ですが、選び方のコツがあるのも事実です。

今回は、私が普段のバス釣りでやっている、ルアーカラーの選び方・使い分けについて紹介します。私自身、カラーの選び方を意識するようになって、たくさん釣れるようになりました。

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基本的なカラーの使い分け方(ナチュラル&アピール)

ナチュラル(餌に近いカラー)

バスがエサを追う時間帯である朝マズメや夕マズメには、ナチュラルな色を選びましょう。

ここでいうナチュラルカラーというのは、バスが食べる餌に似ている色のことです。バスが食べているものはフィールドや季節によっても違ってくるのですが、基本的にはクリア系やベージュ、グリーン系を使い分けるのが良いでしょう。

フィールドを観察し、バスがその時に何を食べているのかを推測しましょう。例えば小魚が群れているならクリア系やベージュのものを選びましょう。夏場などは水面に落ちた虫を食べる機会も多いので、グリーン系を選びます。

また、魚がルアーにスレておりプレッシャーが高いと感じる時にも、ナチュラル系が有効です。

マズメ時やプレッシャーが強い時は、本物のエサに似たナチュラルなカラーを使おう。

アピールカラー(派手めなカラー)

今度は逆に、バスがエサを追わない時間帯にはできるだけ派手めのアピールカラーを選ぶことになります。

バスがエサを追わない時間帯とは、朝マズメと夕マズメ以外の時間帯です。バスは朝と夕方にエサを追うため、それ以外の時間帯にはエサに似せたタイプのルアーを積極的には追わなくなります。

この時間帯のバスを釣る時に有効なのが、アピールカラーのルアーでリアクションバイトを引き出すという釣り方です。

例えば、ピンクやチャートなどのあまり自然界には存在しない色を使い、食性以外の要素で食わせるということですね。

バスは食性だけで食ってくるわけではありません。「これなんだろう?」という好奇心や、「縄張りに入られた」という闘争心でも口を使ってくるわけです。

バスの食事時以外では、好奇心や闘争心を刺激して釣ることが重要になりということですね。

マズメ時以外は、派手なアピールカラー(ピンク、白、黄色)を使うのが効果的。

ここまで説明したナチュラルカラーとアピールカラーの使い分けを基本に、あとは釣り場の条件に合わせて色を選ぶことになります。

水質ごとのカラーの使い分け方

フィールドの水質は、カラー選びにとっても重要な条件です。

バス釣りではさまざまな条件のフィールドで釣りをすることになると思います。濁っているところや、水が飲めそうなほど透き通っているところなどざまざまです。

濁った水域とクリアな水域でのカラーの使い分けも、釣果に大きく関わってきます。

例えば「白」を例に見てみましょう。前の章で白はアピールカラーとして紹介しましたが、クリアな水の中では、逆に魚に認識されにくい目立たない色となります。白がアピールカラーになるのは、濁った水の中です。茶色っぽく濁った水とのコントラストで目立つようになるというわけです。

このように、同じ色のルアーでも、使う水質によってアピールカラーにもナチュラルカラーにもなりうるということですね。

この章では、水質ごとのカラーの使い分け方について紹介します。

クリアーウォーター(水質の綺麗なところ)

クリアーウォーターでは、ナチュラルカラーが有効です。例えば岸壁や水底が白っぽいフィールドでは、よく水に馴染むので、バスに警戒されにくくなります。どの系統の色を選ぶかは、フィールドに多い色に合わせるのが有効です。私のフィールドでは白系を使うことが多いですね。

水が綺麗なフィールドは、魚は天敵に狙われやすいため警戒心はかなり高いことが多いため、魚に異物感を感じさせないことが大切です。

クリアウォーターはナチュラル系が有効。

マッディーウォーター(水が濁っているところ)

水が濁っているところで大活躍なのが、黒とチャートです。

この2つの色はとくかくアピールが強く、特に雨の後で濁りが入ったあとに使うと効果絶大です。

濁った水の中ではバスの警戒心も緩いため、目立つものに積極的にアタックしてきます。

濁っている場所は、とにかく目立つカラー。黒かチャート(派手な黄色)がおすすめ。

夜釣りでおすすめのカラーは?

夜の釣りで使うルアーカラーの鉄板は一択です。

特に月が出ている夜の釣りで大活躍してくれます。

魚は色の種類よりも、コントラストによく反応するといわれています。黒が夜に目立つのは、水中から見た水面とのコントラストが最も強くなる色だからです。夜といっても真っ暗ではなく、月明かりや街灯の灯りがありますよね。バスは基本的に水中で上を見上げているので、バス目線では水面が明るく見えるのです。

下の画像のように、背景が白っぽいと、暗いところでも黒の方がシルエットが見えやすいのです。

人間から見ると暗い場所でもよく目立つ白やチャートは、魚から見ると背景色(水中から見た水面)と同化してしまい、見えにくい色になってしまいます。

もちろん、魚は視覚以外にも聴覚や側線で獲物を探すことができるので色がすべてではありませんが、ルアーを最大限に目立たせたい時には黒を使うのが良いでしょう。

ワーム、スピナーベイト、トップウォーター、バスベイト、バイブレーションなど、どんなルアーでも効果がありますよ。

夜釣りに行くときは、黒系のカラーを使うのが定番。

デカバスにはナチュラルカラーが有効

10ポンド(4.5キロ)オーバーのバスを数多く釣り上げている凄腕アングラーの意見として多いのは、ライブベイト(生きたエサ)に似たナチュラルカラーがデカバスには有効というものです。

大きいバスになればなるほど経験豊富で警戒心が強く、自然界に存在しないカラーのルアーで口を使わせることが難しくなるようですね。

私の経験でも、ナチュラルカラーの方がデカバスの反応が良かった経験は何度もあります。

特に昼間は明るいので、バスからルアーの存在がはっきりと見えます。そこで派手なカラーのルアーを使っても、いまひとつ反応が良くないんですね。ルアーに気付いてはくれるが追ってこないという感じです。

そんな時にナチュラルなカラーに変えてみると、結構反応してくれることが多いんです。

ここでいうナチュラルカラーというのは、前の章でも書いた通り、そのフィールドに多いベイトに似せたカラーということです。バスが食べていそうなのは小魚か虫か、またはザリガニなのかなど、釣り場をよく観察してみるようにしましょう。

でかバス狙いの時はナチュラルなカラーを使うことを心がけよう。

自分の好きな色を選ぶ

カラー選びに迷ったら、最後は自分の好きな色を選んでしまいましょう。

色々な理論を書いてきましたが、最後はこれが一番大切です。

紹介してきた選び方が全てではないですし、釣りに絶対はありません。なので、最後は自分の感覚が大切になってきます。いくらセオリー的に「釣れる」といわれても、自分自身が使うルアーを信じられないと釣れないですからね。

たとえセオリーから外れていても、自分が信じられるルアーが実際のところ一番釣れたりするものです。それが、自分だけのバス釣りテクニックになっていくんです。

セオリーを知っておきつつ、自分が「これは絶対釣れる!間違いない」と信じられるルアーを選びましょう!

まとめ

今回がバス釣りのルアーカラーの使い分けについての記事を書きました。

状況に合わせたカラー選びを意識して釣りをしてみると、バスの反応が全然違ってきます。

まとめると、

  • バスが餌を追う時間帯はナチュラル系のカラー、それ以外はアピール系のカラーが効く
  • 夜は黒をメイン使う
  • デカバスは、各フィールド(湖、川、池)の生き餌に合わせたカラーを使うことを心がける
  • 迷いに迷ったら、最後は自分の好きな色を選ぶ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

JIM
バス釣り歴約15年以上のJIMです。これまでの経験をもとに、初心者さん向けにバス釣りの魅力を発信しています!
・これまでに釣ったバスの最高サイズ:56センチ
・好きなルアー:スピナーベイト スイムベイト
・好きなメーカー:シマノ
・愛用タックル:ワールドシャウラ、スコーピオン

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • まさぽんさん、こんばんは。
    先日もアドバイスありがとうございました。

    私は先週末に郷里のダム湖へ挑戦してきましたが、今年は既に満水状態で足場がなくなっていました。
    「魚が散る秋に満水という条件なので、限られたルアーを投げられる範囲にアピール力の強いルアーを通そう」と考え、捕食音系ポッパーやスピナーベイトなどを投げました。
    その後は冠水植物やゴミ溜まりにテキサスリグをカバーの濃さに合わせてシンカーを調整しながら投げ込んでみるも、反応はありませんでした(カバーをすり抜けられる最小重量だけでなく、思い切ってヘビーシンカーで「スコーン!」と落とすのを試さなかったのは後悔するところです)。
    最後は足場が高いところでヘビータックルにビッグスプーンをセットし、田辺プロがダイラッカを使う姿を思い出しながら見様見真似でしゃくってみたものの、当たりを感じる前に根掛かりで殉職させてしまい、ノーフィッシュで帰路に就きました。

    例年、ダム湖は春まで減水しないので、今年のホームレイクのオカッパリはこれで終了です。

    しかしながら、ある筋から「今年の真夏に1日100尾以上のバスが釣れた秘境が近くにあるらしい」という話を小耳に挟みまして、来月に父と実地調査へ行く予定です。
    ただ、その地はホームレイク以上に山深いところにあり、ホームレイクですら先の釣行で日中の水温が16.5度だったことから、私が行く頃にはもう小バスは浅場から消えているかもしれません。
    今年は人生で最も釣りに行った1年にも関わらず、釣果は未だ2尾という惨状を覆す「晩秋シャローのデカバスラッシュ!」的な大逆転劇があるかわかりませんが、せめて初場所の冒険を思いきり楽しみたいと思います。

    前置きが長くなりました。
    ルアーカラーの重要性については、プロアングラーの中でも様々な意見があるみたいですね。
    全く価値を見出さず釣具業界の商業戦略と切って捨てる下野プロ、ルアーの要素の最下位に位置付ける北プロ、かなりの頻度でカラーローテーションする川村プロ。

    私は自分の経験から帰納的推論をするにはあまりにバスを釣った数が足りないため、釣りに行けない日にプロアングラーの著書やまさぽんさんの考えから学び、自分なりの使い分けのルールを定めました。
    結局は結果を出せていないので、「自信を持ってルアーを使い続けるためのおまじない」の域を出ていないのかもしれませんが、実はそれこそが大切なのではないか、などと勝手に考えております(笑)

    さて、今回の質問です。

    (1) ワームの釣りにおけるチャートの位置付け
    チャートについて、プロアングラーの中ではファーストムービング系ルアーには使っても、ワームのスローな釣りではよほどの濁りか、極小ワームの釣り(存在感の薄さを派手な色で補う)でない限りは使わないという人もいるそうです。
    一方、山木プロはシマノの動画だったかで「水中でチャートのシャッドを放置していると、勝手にバスが見つけて食いついてくることがある」として、特殊な使い方ではありますが、チャートの食わせ力の特異性について語っていました。
    まさぽんさんはチャートカラーのワームの性質について、黒や赤など不自然ではないアピールカラーと比べてどのように感じていますか?

    (2) 水深とルアーカラー
    ラバージグに黒系のカラーが非常に多いことから、私は「深場は光量が少ないので、夜釣りに近い状況なのかもしれない」と考え、テキサスリグや1ozのスピナーベイトでリザーバーの深場を探るときは黒系のカラーを選択するようにしています。
    これが正しいのかどうかは経験不足でわからないのですが、まさぽんさんは狙う水深でルアーカラーの選択を変えることはありますか?

    (3) シンカーのカラーについて
    青木プロや秦プロはタングステン製シンカーの光沢をバスが嫌っているとして、ブラックやマットカラーの加工が施されたものを好まれるそうです。
    私は太糸でもシンカーとワームの一体感を作りやすいところが気に入ってエバーグリーンのバレットシンカーを使っているのですが、光沢処理は施されていません。
    開発を手掛けた清水プロを疑うつもりはありませんが、手間はかかるものの、自分で塗装に挑戦してみようかしらと考えています(マッキーで黒く塗る程度だと、小物入れの中で転がっている内に色が落ちてしまいます)。
    まさぽんさんはシンカーの色について何か拘りはありますか?

    今回も宜しくお願いします。

    • ふくちょーさんこんばんは(^ ^)

      来月に行くダムで爆釣すると良いですね。確かに水温が下がっているかもしれませんが、十分にチャンスはあると思います。ここで最後の逆転劇が起こることを期待しましょう(笑)

      では質問に回答していきます。

      (1)ここに関しては、まさにこれから実験していこうと考えていたところです。ですが、今ままでの経験上でお話しさせてもらうと、小バスはチャートカラーのワームが大好きです。ではランカーサイズはというと経験上はあまり釣ったことがないです。

      それもおそらく使用回数が少ないことが最大の原因だと思いますね。数で言えばめちゃくちゃ釣っていますね。45以上となるとあまり釣り上げた経験はないです。

      では、ルアーでいうと、チャートカラーのスピナーベイトで50センチオーバーのバスを釣り上げたことは何回もあります。

      なのでまとめると、

      ・チャートカラーのワームという括りですと、数がたくさん釣れるなぁという印象。(特に真夏)
      ・ルアーとなると、スピナーベイトでランカーを釣り上げていますので、数もサイズも良く釣れるなぁという印象。

      です。

      そこで私がこれから試していこうと思っているのは、チャートカラーのシャッドテールワームの釣りです。これを試してみてどれくらい釣果が上がるかを試してみたいです。というのも、釣具屋さんで働いていた方に聞いてみたところ、ピンクやチャートほとんど売れないカラーだそうです。ということは逆にスレてないカラーなんじゃないかと思ったんですね。

      ワームではありませんが、以前ステルスのピンクで12月に50センチを釣り上げた経験からも、あまり定番ではないカラーを使うことで、良い釣果を期待できるのではないかと考えています。

      また山木プロが仰っている通り、カラー的にもかなりの集魚力も持つ色になりますし、特に濁っている場所であれば絶対持っておいた方が良いカラーであることは間違いありません。さらに、周りの人が投げる頻度が少ないカラーであるとも言えると思うので、試してみる価値は十分にあると思います。

      ただ気持ち的には無難な色ではないので、どうしてもグリパンのような色を買ってしまう自分がいますけどね(笑)私もこの機会にチャートカラーのワームを試してみようと思います。

      (2)これに関しては、そこまで神経質に考えたことはないですね。特に夜釣りの時なんかは、表層を狙うときはチャートよりも黒の方が目立ちやすいというのはあると思います。

      これは月明かりのコントラストとして黒が際立ちやすいからです。逆に深場ですと、背景の色が真っ暗なわけですから、チャートや白が目立ちやすいカラーになりますよね。

      つまり、

      ・上を見上げているバスによっては、黒が目立つ(背景が月の反射で白っぽいから)
      ・深場のバスは背景の色が黒なので、白やチャートの方が目立つ

      ということが言えると思います。

      そう考えると、白のワームも使いたくなってきますね(^ ^)

      (3)これに関してはそこまで神経質に考えたことはないです。ただ、黒っぽいシンカーの方がかっこいいなぁと思いますし、濁った場所だとタングスレンシンカーの色よりも黒っぽい方が見えにくくはなると思いますね。

      なので、私は普通にシンカーに何か塗ったりはしていないですが、欲を言えば黒い方が良いよなぁとは思っていますよ!

      今回は以上になります。

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