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釣り場について何を投げたら良いのかわからない。正しいルアーローテーションがわからないときってありませんか?
分からない方に説明しますと、ルアーローテーションとは、『色々ルアーを変えて行くこと』を言います。
ルアーからワームに変えるとか、ワームからルアーに変えるとか、そういった事です。
私が、初心者の頃は何を投げたら良いのか分からなかったですし、どのようなルアーローテーションをすれば、バスの状況を把握する事が出来るのか分からなかったです。
ただ、10年以上バス釣りを続けて、ようやくルアーロテーションについてわかるようになってきましたし、最近では、50upのバスを簡単に釣る事が出来るようになりました。
今回は、私が考えるルアーローテーションについてご紹介していこうと思います。
目次
正しいルアーローテーションとは
結論から言うと、完璧に正しいルアーローテーションというものは存在しない。
と思います。
なぜなら、それは、釣り場にも寄りますし、季節にも寄ります。
そのフィールドがどんな状況なのか、大きいバスが多い場所なのか、小さいバスが多い場所なのか。
あるいは、水は濁っているのか、綺麗なのか。
障害物が多くて根掛かりしやすいのか、そうじゃないのか。
また、どんなサイズを狙いたいのかによって千差万別です。
なので、雑誌とかに『こんな時はこれを使え』みたいな事書いてありますが、それは宣伝なのであまり参考にならない事が多いと思います。
本題に入る前にまず、絶対的に正しいルアーローテーションなんてものは存在しないということを頭に入れておいた方が良いと思います。
Point絶対に正しいルアーローテーションは存在しない。自分の行くフィールドがどんな場所なのかによって千差万別。
ルアーローテーションの基本となる考え方とは
とは言え、ルアーローテーションの基本となる考え方はあります。
それは、
- バスの活性が高いか低いか
- バスの水深が浅いか深いか
で決まってきます。
1つずつ見ていくことにしましょう。
バスの活性が高い時は?
活性が高い時は、基本的にバスがエサを追う時間帯であったり(朝まずめ、夕まずめ)ですね。
このタイミングでは、正直なんでも釣れる気がします。
もちろん、巻物のルアーであったり、スピナーベイト、クランクベイト、バイブレーションなどが有効ですが。
覚えておきたいのは、エサに似ているカラーを使うこと。
まずはそこから入ってみて、ダメなら派手めなカラーに変えると良いと思います。
活性が高いということは、エサを追っているわけですから、基本に忠実にエサに似ているカラーやルアーを選択しましょう。
Pointバスの活性が高い(食いが良い)時は、ルアーのサイズは普通サイズ、カラーはナチュラル(自然な色)が良い!
バスの活性が低い時は?
この写真は2018年12月7日の写真です。(冬でも問題なく釣れます)
バスの活性が低い時。特に冬なんかはバスの活性は、春・夏・秋に比べて低くなりがちですね。
だからといって釣れない訳ではありません。
冬の活性が低い時期での、ルアーセレクトのポイントは、大きめなサイズ、派手めカラーです。
バスの活性が低いということは、エサを追わない訳です。
だから、食性で狙うよりも、バスの好奇心をそそるようなルアーをセレクトするのがポイントです。
食いの悪い時こそ、ルアーのサイズを大きく、またはアピール系(黄色、白、ピンク)にしてみて下さい。
Point活性が低い時(食いが悪い時)は、ルアーのサイズは大きめで、カラーは派手めが良い!
バスのレンジ(水深)が浅い時は?
バスの水深が浅い時は、軽めの水面を泳ぐタイプのルアーが良いと思います。
スピナーベイトだと、3/8オンス(約10グラム)で、表層を攻めまくります。
巻きのスピードは早めに巻くことを心がけます。
そもそもバスの水深が浅い訳ですから早巻きでも十分食ってきます。バスが浅場でボイル(エサを追って水面でバシャバシャしている)している時は、浅場を意識していますので、
表層系ルアー(トップウォーター系)で攻めていきましょう。
バスのレンジが(水深)が深い時は?
バスのレンジが深い時は主に、夏の日中や真冬だと思います。
そんな時は、2m〜4mあたりをきちんと引いてこれるルアーが重要です。
スピナーベイトや、ディープクランクなどが代表的。
ラバージグやテキサスリグで底をじっくり探るのも良いでしょう。
ゆっくり巻くことを心がけ、底を感じながら巻くことを心がけましょう。
私が普段やっているルアーローテーション
この章では、私が普段心がけているルアーローテーションについてご紹介したいと思います。
ルアーサイズを大きくする
私のルアーローテーションを一言でいうと、サイズをあげることです。
これはどういうことかというと、もしバスの活性が高い状況であれば、極端な話なんでも食ってきます。
ルアーのサイズが小さかろうがなんだろうが、そもそも活性が高い訳ですから、小さかろうが、大きかろうが食ってきます。
ただし、問題は、活性の低いバスをどう釣るか。ということだと思います。
プレッシャーの高いフィールドであれば、なかなかバスは口を使ってくれませんよね?
この時に多くの人はルアーのサイズは小さくしたり、ルアーのカラーを地味なものにすると思いますが、それはみんなやってることだから、逆効果だと思っています。
それよりも、通常のルアーのサイズよりも、サイズを大きくすること。
思い切って大きくしてみましょう。このやり方で、一気にバスのスイッチが入る事が多いです。(もちろんやり過ぎると警戒します)
まとめ
最後にまとめると、
- ルアーロテーションに絶対の法則はない
- バスの活性が高いか低いかを意識する
- バスのレンジが浅いか深いかを意識する
です。
特に、重要なポイントは、絶対の法則は無いという事です。自分の行く場所がどんな場所なのかをじっくり調べてみて、どんなルアーが適しているのかを考えてみましょう。
派手めなもので反応がなければ、地味なものにしてみる。サイズを小さくしてみて、ダメなら次はサイズをあげてみるなど、自分なりに、色々試してみましょう。
正しいルアーローテーションというのは、今使っているルアーよりも、もっと釣れそうなルアーを自分で考え、自分でどんどんチェンジしていき、そのルアーで結果が出れば、そのルアーローテーションが正しいルアーローテーションであるという事です。
今回は以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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コメント
まさぽんさん、こんばんは。
先日もアドバイスありがとうございました。
バイブレーションのダブルフックはまさぽんさんのアドバイス通り、最初は1サイズ大きいものを用いて、根掛かりが気になるようならオリジナルのトレブルフックと同サイズに落としてみようと思います。
いよいよ2020年も終わりますね。
今年もまさぽんさんにはたくさんのアドバイスを戴き、大変お世話になりました。
私の2020年は仕事も魚釣りも苦戦続きでしたが、昨日郷里の管理釣り場へ赴いたところ、60cm以上はある大きさのイトウを釣り上げました。
ステインウォーターで魚影は見えておらず、まさに僥倖と言える出来事でした。
3分あまりの緊張のファイトと、その果てに「幻の魚」を釣り上げたという興奮、そして呑まれたスプーンを取り外すことに必死だったあまり、不覚にも写真を撮り忘れてしまいましたが、あの模様や顔立ち、そして私の左親指を血塗れにした鋭い歯は村田さんが魚種格闘技戦で見せてくれたイトウに間違いないと思います。
この他、スリップストリームらしき違和感を感じ取って軽く誘いを入れたところ、40cmくらいのイワナがヒットするなど、1年間釣れないなりにスピナーベイトで巻きの練習を続けてきた成果らしきものを得ることができ、最後の最後で救われる思いでした。
さて、今回はルアーローテーションについての質問です。
ただし、バスではなくてエリアトラウトについて、です。
(1) これからスプーンの種類はどんな風に増やしていったら良いでしょうか。
エリアトラベラーズの村田さんを見倣い、村田さんが頻繁に使うアルミン4.3gとカーディフロールスイマー3.5gは10色以上揃えてみたのですが、この後はどんな風にスプーンを増やしていったら良いのかわかりません。
(なお、「ラパラでオジャマ」ことカウントダウンディーパー4gは釣具店を訪れる度に探しているのですが、未だに店頭で見たことがありません。)
とりあえず昨日やりきって感じたのは、周りの何台ものイグジストやヴァンキッシュを載せたタックル群をロッドスタンドに差した人達が小さいマスをたくさん釣っている中で、私は滅多に釣れないながら、掛かる魚は全部デカいという状態でしたので、村田さんが言っているように、大物釣りのルアーらしいということでした。
イトウを筆頭に大物たちとのファイトには大変興奮しましたが、勢いがあったのは午前のみで、午後は1尾35cmくらいのニジマスを掛けてバラしたのと、秘密兵器として用意したジョインテッドクロー70Fの第一投に4尾のトラウトがチェイスしてきたことのみで終わり、周りが渋いながらポツポツ小さいマスを釣っている中で正直辛かったです。
また、持ち帰りできるトラウトが30cm以上は1尾のみというレギュレーションだったので、家族から「何故家族分のマスを釣ってこなかったのか」と責められたのも辛かったです(笑)
できれば大物が渋いときには数釣りをして、当たりを取る練習などを通じ、土日の関東でバス釣りのみをしていてはなかなか身に着けられない技能を習得したいと思っています。
そんなときにはこんなルアーがあると良いというものがあれば教えて下さい。
なお、私が現在持っているエリアトラウトタックルはULのロッドにC2000番リールのハイギア、GT-Rピンクセレクションの4lbの1組だけです。
(2) カラーローテーションの基本を教えて下さい。
バスやシーバスと同様に、同じルアーの色違いを揃えるよりも、泳層別に重さの異なるスプーンを試した方が良いのかもしれませんが、今の私のスプーンウォレットのようにどうしても同じルアーの色違いでのローテーションが多くなってしまう状況においてカラーローテーションはどのようにしていけば良いでしょうか。
ちなみに、昨日の午前は「地味な色のロールスイマー3.5gで最初にボトムを取ってからノーマルリトリーブかスローリトリーブをすると反応がある」という傾向に気付くまで、派手な色と地味な色を交互に使っていました。
また、(1)に関連して、ルアーの種類が増えたらこんなルアーローテーションをすると良いというアドバイスを戴けると幸いです。
(3) まさぽんさんの来年のバス釣りの目標を聞かせて下さい!
申し訳程度のバス釣り質問ですが、まさぽんさんの来年のバス釣りの目標を聞かせて下さい。
私の釣果目標は今年と同じで「30cm以上のバスを1年で合計10尾釣る」「スピナーベイトでバスを釣る」「ランカーバスを釣る(年間というより人生目標です)」です。
これとは別に、釣果と関わらない目標として、「MHのロッド(ライトテキサス&バックスライド用にボーナスで買っちゃいました)とHのロッドそれぞれにGT-Rウルトラではなく、フロロカーボンラインの14lbと20lbを合わせ、これで1年間テキサスリグを使い込んでみる」「比較的空いているだろう冬の間に相模湖か津久井湖でレンタルボートに初挑戦する」「ベイトタックルで安定してスキッピングをできるようになる」です。
記事の内容に沿わない質問で申し訳ありません。
エリアトラウトに関して他に教えを請える信頼できる人物がいないものですから、どうしてもまさぽんさんを頼ってしまいました。
今回もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。
ふくちょーさんこんばんは(^ ^)
60オーバーのイトウ釣り上げられたんですね。おめでとうごさいます(^ ^)
私の経験上ですが、トラウトやイトウは正直バスよりも全然引きます。なので、夢のない話ですが、これから50オーバーのバスを釣ったとしても3分間もファイトしてくれません(笑)
だだし、やっぱりバスはバスで色んなルアーに興味を示してくれるという点では面白いですけどね。あとは、タックルも管理釣り場はライトですしね。
とは言っても、4ポンドのラインを使ったとして50のバスでもファイト時間が3分もかかりませんから、やっぱり寒いところの魚(ブラウン、ニジマス、イトウ)は強いなぁと思いますよ。
以前『巻きでは釣れそうにない』とおっしゃってましたので、それがバス釣りにも活かしていければ最高ですね!!同時にマスターするといい相乗効果が生まれると思いますよ。
(1)私の場合ですが、各グラムで10色くらい揃えますね。なので、5gを10色くらいあると便利ですね。
あとは狙うサイズによります。多分周りの方が、あまり大きなサイズを釣り上げていない中で、大きめのサイズをたくさんヒットさせたのも、スプーンのサイズが関係すると思います。
なので、4g〜5gで釣りをするとやはり、魚のサイズも大きくなりますね。
本気ででかいやつを狙いたいのであれば、5g以上で通常のスプーンよりも大きいもの(ディープカッパー)のような大きめのものがあるといいと思います。
30センチ以下を狙うのであれば、2,5~3gのスプーン、もしくはクランクベイトが必要です。小さいマスを狙うのであれば、クランクベイトは手っ取り早いです。
私の場合は、シャロークランクとディープのクランク(2,5gくらい)のものと、2.5~3gのスプーンで小さいマスの狙います。でかいマスを狙うときは、5gくらいの重めのもので狙います。
以前村田さんも言ってたことですが。
・20センチ=2g
・30センチ=3g
・40センチ=4g
・50センチ=5g
を目安に、狙う魚のサイズに合わせてスプーンの重さを考えれば良いよと言われていたので、目安にはなるかと思います。
・お持ちのロッドで投げることができる最も軽量なもので、小マスを狙う。(おそらく3gかな?)
・お持ちのロッドで投げれる、最も重いスプーンで、60オーバーを狙う。(おそらく、5g~5,5g?)
ここを意識すると良いのではないかと思います。
(2)基本は派手と地味を交互にローテーションしていくことですね。そこで、もし地味系の当たりが良いとわかったら、違う地味のカラーを試してみたりはしますね。
ルアーの種類が増えても同じです。
・3.5gで10色
・4gで10色
・5gで10色
持ってたとして、軽いグラムから、どんどん派手・地味と交互に使っていきます。そこで、3.5gの地味系で当たれば、今後は3.5gの違うカラーの地味系で試してみます。
さらに4gを使うときは、地味系をメインにやってみて、5gも同様に地味系で試してみます。(地味で反応が良かったら、違う重さでも地味系で試してみる)
ここまでやると、水深や色の傾向がわかってきます。色々試してみて、ハマればしばらく同じスプーンで試してみて、当たりが止まれば、それに近いカラーに変えてみるといった感じですね。
カラーローテーション=魚のご機嫌を伺うことだと思います。どんなものに反応が良いかを探る上でやっぱりカラーはたくさんあったほうが良いでしょう。みんなが使ってないカラーやサイズを使うことで、ひとりだけ爆釣なんてことも起こり得ますからね。
(3)目標は、正直ないんですよね。来年というか、今の状況が収まれば、早くフロリダかメキシコに行ってバス釣りをしたいというのが本音です。
メキシコかフロリダで本場のバス釣りをしっかり吸収したいというのが、今年というか人生も目標です。
今年は、54センチが最高だったので、55以上を取りたいなぁ〜とは思っていますが、それよりも海外で釣りをしてみたいですね。
あとは、バッシングスピンと言われる、7フィートMアクションのスピニングロッドで、攻めのバス釣りをやりたいとは思っています。
それでは今年も1年間ありがとうごさいました。良いお年をお迎えください。