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冬はバスの活性が著しく下がる季節なので、非常に釣ることが難しい季節です。
ではこの難しい季節にオススメのルアーとは一体どんなものでしょうか?
- ワームでゆっくり誘った方がいいんじゃないの?
- 冬はやっぱりバイブレーションだろ?
と様々な声が聞こえてきそうですが、個人的にはスピナーベイトは“冬にも”いや“冬こそ”スピナーベイトが有効な季節だと思っています。
その理由とは一体何なのでしょうか?
この記事を読むメリットは、
- 冬にスピナーベイトが有効な理由がわかる。
- 冬のスピナーベイトの攻略法がわかる。
です。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
スピナーベイトで冬でも釣れる理由とは?
冬のバス釣り=スピナーベイトと考える方は少ないですよね?ではスピナーベイトがなぜ冬のバス釣りに有効なのでしょうか?その理由について解説していきましょう。
根掛かりに強い
冬のバス釣り=バイブレーションと考える方が多いと思います。それは確かにその通りですね。『冬は活性が低いから、リアクション系の釣りが良い。』なんていう言い方をする人も居て、それも正しいと思います。
ただ、バイブレーションって正直“根掛かりが多い”んですよね。先日もバイブレーションを使って釣りをしましたが、非常に根掛かりが多い。
特に冬のバスは基本的に水深が深い場所に居ますから、自然と巻くスピードも遅くなります。巻くスピードが遅くなると、ルアーが障害物にコツコツあたり、バイブレーションであれば根掛かりが多くなってしまいます。
ところが、スピナーベイトであれば、“障害物に非常に強い”。
ですから、深い場所をゆっくり巻いてきて障害物に当たったとしても、沈んでいる岩や木をスルッと軽く交わしてくれます。ここがスピナーベイトの強みですねぇ〜(^ ^)
冬のバス釣りにおいて基本となる釣り方は“デットスロー”で巻くこと(超ゆっくり巻くこと)。であれば、当然障害物に引っかかってしまう可能性が高くなるので、そんな時に根掛かりに強いスピナーベイトが有効になるわけです。
Pointバイブレーションで根がかってしまうようなポイントでもスピナーベイトなら引いてこられる。
冬はワームでは釣りにくい?
先ほども触れましたが、冬のバス釣りの定番は“バイブレーション”です。その理由としては、ワーム系の釣りがあまり良くないからですね。
ではなぜワームは冬にはあまり通用しないかというと、“冬のバスはショートバイトが多いから”です。
ショートバイトというのは、要は“しっかり食わない”。
なので冬の低活性の時期に、ワームのような柔らかいものに食いつくことはほぼ無いんですね。
だから、ワームのような柔らかいものよりも、プラグの方が冬のバス釣りには向いているわけです。
アメリカのバスプロの中では、冬=プラグ(ハードルアー)というのは常識みたいで、冬にワームを使う人はほとんどいないそうです。それぐらい、冬はハードプラグつまり硬いものの方が向いているということですね。
また、“冬はリアクション系の釣りが良い”というのも常識ですが、これは冬のバスの活性が低いからですね。
活性が低いバスを釣ろうと思えば、とにかくバスの気を振り向かせるくらいのアピール力が必要になります。なので、冬のバス釣りには、アピールの強いスピナーベイトやバイブレーションは有効なルアーなわけですね。
Point冬はワームよりも、ハードルアーの方が釣りやすい。
冬はアピール系の釣りが強い
冬のバスは基本的に深場に移動し、基本的には活性が低い状態にあります。この活性の低いバスを攻略するには、よりアピールの強いルアーを使うことが効果的になってきます。
ということは、食わせの釣り。ワームのようなナチュラルな釣り方よりも、派手めなサイズ感やアピール力で惹きつけるしかないわけですね。
そんな低活性の状況下でスピナーベイトのような、アピールの強いルアーが効いてくるわけですね。冬はワームのようなソフトルアーよりも、よりアピールの強いルアーで狙うのが効果的!
Point活性の低い時はアピールの強いルアーで攻めよう。
冬にスピナーベイトをどう使うのか?
冬のスピナーベイトの使い方のコツとしては、とにかくゆっくり巻くこと。
底の障害物にコツコツ当てながら巻いてくることを心がけてみてください。
もちろん浅場であれば、早巻きすることもOK!ただし、バスの水深がどうしても深くなる冬の時期は、基本的に春や秋よりもゆっくりと巻くことを心がけていきましょう!
冬に使うスピナーベイトの選び方とは
重さ
冬は基本的には深場に付いていることが多いです。ではどんなスピナーベイトが有効になるのかというと、最低1/2oz以上の重さのスピナーベイトが効果的ですね!
この重さであれば、深場のストラクチャー(障害物)に付いているバスにもアプローチすることが出来ますので非常にオススメです。
ただし、3m〜4mの水深を引いてきたい人にとっては、3/4ozくらいの重さが必要になってきます。
だいたい1/2〜3/4ozあたりのスピナーベイトが、冬のバス釣りにはマッチしていると思います。
Point冬は少し重めのスピナーベイトを使ってみよう。
カラー
冬はアピール系のカラーが特にオススメですね。黒、白、チャート(黄色)ピンクですね。
黒は、特に濁っているフィールドでは絶大な威力を発揮します。白は、クリアーなフィールドで使ってみると良いと思いますよ。
チャートやピンク系も濁った場所では効果抜群ですね^ ^
特にピンク系カラーやハイピッチャーのチャートブルーバックとかは本当にアピール力が強くてよく釣れます!!
冬はブレードも通常のよりも少し大きく、派手めなスピナーベイトで攻めまくってみてくださいね。
Point冬は派手めなカラーをセレクトしよう!
まとめ
今回の記事では、冬でもスピナーベイトが有効な理由と、具体的なスピナーベイトの選び方や使い方について解説しました。
記事の内容をおさらいすると、
- スピナーベイトは根掛かりに強いため、水深が深い場所を狙いやすい。
- 冬はアピール系の反応が良いため、冬でもスピナーベイトは良く釣れる。
- 派手めのカラー大きめのブレードのスピナーベイトを選んでみよう。
です。
あと1つ付け加えると、特に冬の時期は水温が夕方に高くなりやすいので、16時くらいから日没にかけて、スピナーベイトで巻いてみるのが面白いかなぁと思いますね。
さすがに早朝は水温が冷え切っているので、巻物は厳しいかなぁ〜という印象です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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コメント
まさぽんさん、明けましておめでとうございます。
前回もアドバイスありがとうございました。
戴いたアドバイスを参考に、ディープカッパーの5gを5色だけ買ってきました。
私の地域は二度目の緊急事態宣言が出された影響で、来月まで釣行は見合わせようかと考えているところですが、1月2日には父を伴ってため池へ初釣りに行ってきました。
結果はノーフィッシュでしたが、父が午後に私が貸したサーキットバイブ1/2ozで何らかの魚を掛けてバラすという展開がありました。
また、父が魚をバラした少し後に、父の近くで釣りをしていた男性がPEラインのスピニングタックルを用いたメタルバイブのリフト&フォールで41cmのコンディションの良いバスを釣り上げていました。
父が得た反応は、朝イチの水温が4度しかないのを見て、前々回の質問でまさぽんさんがおっしゃっていた冬の水温に応じたルアーの使い分けを実践して得られた結果だったので、極寒の状態では「止める」か「縦の動き」が有効であることを肌身で感じることができました。
さて、今回は冬のスピナーベイトについての質問です。
私も腰を抜かすほどビックリしたのですが、実は吝嗇家の父がダム湖でのバス釣り用に小さなFRPボートを購入しました。
今週末でエレキやバッテリー、椅子等のセッティングもほぼ完了したそうで、もしかすると緊急事態宣言明けに満水近い厳冬期のダム湖へ繰り出すことになるかもしれません。
とはいえ、この時期に魚探が付いているわけでもない小舟で未開拓のエリアを回るとなれば、スナッグレス性能が高く、深場まで探ることができる重いスピナーベイトの出番も多いと思います。
そして、難しいのは承知の上なのですが、せっかくならば僅かでも冬バスに出会える希望を持ちながら釣りをしたいと思っています。
(1) 冬に使うスピナーベイトのブレードタイプ
ハイピッチャーやBカスタムなどはブレードタイプ違いが販売されていますが、冬に使うスピナーベイトのブレードタイプは何を選んだら良いのでしょうか。
ダム湖の初回釣行は水深もわからないところを行きますから、浮き上がりにくく、より深い水深を通せるダブルウィローの方が対応できる水深の幅が広くて良いのかなと思っているのですが……。
(2) 冬でも「風が吹いたらスピナーベイト」なのか。
村田さんの格言「風が吹いたらスピナーベイト」は冬においても有効なのでしょうか。
「風が吹くと風下にプランクトンが寄せられ、そこにベイトフィッシュが集まり、それを狙ったフィッシュイーターも集まる」という考え方であれば、そもそもプランクトンの多くが低水温で死滅する冬には効果が薄まる気がします。
また、風によって発生する水の流れについても、冬には逆効果になるのかもしれないと想像していますが、如何せん経験値不足でわかりません。
無論、風の性質(温かいor冷たい、強いor弱いなど)にも依ってくるかもしれませんし、あるいはそもそも冬でも動ける大きくて強い魚を相手に大物一発勝負をしているのだから、四の五の考えずに信じて投げ続ければ良いだけなのかもしれませんが、まさぽんさんなりの冬のスピナーベイトの出し処があれば教えてください。
(3) スピナーベイトを入れるのは先か後か。
父との同船釣行になる以上、二人揃ってスピナーベイトで流すのも効率が悪いと思うので、片方がスピナーベイトを使い、もう一人は別のルアーで流していこうと思っています。
以前にまさぽんさんから「スピナーベイトはアピール力が強い一方で、魚がスレやすいルアーである」と教えて戴きましたので、基本的にはバックシート側の人が後から入れていった方が良いのでしょうか。
また、父がスピナーベイトを使うことになった場合、今のタックルセッティング(Mアクションのベイトロッドにフロロ14lb)で3/4ozのスピナーベイトを投げても良いものでしょうか。
今回も宜しくお願いします。
ふくちょーさんこんばんは(^ ^)
ボート購入されたんですね(笑)岸からではできなかったアプローチができて、釣り方の幅が広がりそうですね。
(1)理想を言えば、シングルコロラドです。理由としては、シングルコロラドだと、縦の動きも横の動きもできるからです。
ブレードが1枚しかないぶん、ただ、巻くだけでなく、メタルバイブレーションのようにリフト&フォールのような縦の動かし方もやりやすいです。
なので、冬の釣りやこれからスピナーベイトでいろんな使い方を試してみたという方はシングルコロラドがおすすめです。
では、ダブルウィローはダメなのかというとそんなことはありません。
・シングルコロラドは、縦の動き(リフトアンドフォール)などの動かし方ができる
・ダブルウィローは、縦の動きは苦手だけで、スローローリングやダブルブレードによるアピール感がある
こんな感じで要するに、スローローリングでゆっくり巻けば、ダブルウィローでも冬バスを釣ることはできると思います。
それを踏まえて、なぜシングルコロラドかというと、
おっしゃられている『水温が低い極寒の状態では「止める」か「縦の動き」が有効であることを肌身で感じることができました』
とあるように、シングルの場合は、縦の動きをダブルウィローに比べてやりやすいからです。
それでもダブルウィローを投げたいのであれば、超スローに巻くことによって、釣ることはできると思います。
まとめると、『シングルコロラドの方が適しているけど、ダブルウィローでも問題ない』といった感じです。
使い分け的には
・シングルコロラドは、リフトアンドフォールで誘ってみる
・ダブルウィローは、ブレードも重みを感じながら超デッドスローロリトリーブ
こういった感じで使い分ければ良いと思います。
(2)冬の場合は、風が当たってしまうと水温も下がってしまいますので、風が当たらない場所の方が良いと思います。
ただし、風が当たるようなワンドは、地形的にやっぱり体力のあるやつは上がってきます。(風が理由ではない)
そういったことから、攻め方としては、
・スピナーベイトで巻いてみる(スローに巻く)
・ジャークベイト(ミノー)で攻める(ジャーキングして3秒くらい止める)
この2つですね。
冬はやっぱりミノーです。止めることができますから。スピナーベイトだと食わせる間を与えにくいので、サーチとして使う分には良いですが、しっかりくわせたいのであれば、冬場はミノーの方が良いかもしれないです。
あとは冬場はショートバイトになりやすいことからも、トリプルフックの方がかかりやすいとも思いますね。
(3)これは先でいいと思います。
先にスピナーベイトで流すとして、後の人は止めることができるルアー。
・メタルバイブ
・ミノー
・ラバージグ (カバーがあれば)
この辺かなと。
あとは、サーチベイトとして3mくらい潜るディープクランクもいいですね。
最後に、冬の定番ルアーをまとめると、
1.ミノー
2.メタルバイブ
3.ラバージグ
4.スピナーベイトorディープクランク
この順番です。
ただ、未開拓の地でよくわからない場所となれば、
1.スピナーベイトorディープクランク
2.メタルバイブ
3.ミノー
4.ラバージグ
(上から順に広く探る釣りから点の釣り)
この順番になると思います。
3/4オンススピナーベイトであれば、基本的には最低16ポンド以上のナイロンラインを使います。3/4オンスであれば個人的には、20ポンドのナイロンライン使用します。
一番最高のセットは、MHに20ポンドです。Mで14ポンドだとやりにくさを感じるかもしれませんね。